ニュースレターノウハウ VOL.60

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日本古来の「言霊」の心理学

ニュースレターを作成させるコツとして”心理学”を学びながら、その手法をニュースレター作成に応用する方法を紹介しています。

心理学は、ニュースレター作成だけでなく、あらゆるところで役に立つ知識ですので、あなたのヒントになれば幸せです。


あなたは「言霊(ことだま)」って聞いたことがありますか?

日本古来の言葉で、「言葉に魂が宿る」という意味です。

人間の気持ちというのは、言葉に出さないとわからない部分があります。

ですから、言葉に出すことで気持ちが通じます。

相手の願望、目標がわかります。

そこで、利害関係の一致を見出すことも出来ます。

そして、助けてくれる人、協力してくれる人が、自然と現われてくるということもあります。


「言葉に出す」ということは、コミュニケーションを大きく促進します。

したがって、「言葉に出さない」のと比べて、言葉に出した方がコミュニケーションが深くなりますし、結果として物事が順調に運ぶようになるでしょう。


また、「言葉に出す」ということで、他の効果もあります。


例えば、「今月の自分の売り上げは、先月比30%増を達成する」という目標を立てたとします。

それを、毎日、口に出して言い続けます。

すると、「目標が明確化」されます。

頑張ろうという気力も自然に湧いてきます。


あるいは、「今月の自分の売り上げは、先月比30%増を達成します!!」と、上司や同僚に言って歩きます。

そうすると、引っ込みがつかなくなります。

逆に目標を達成できないと、自分のメンツが丸つぶれになって、マイナスのイメージをもたれるかもしれません。

目標を公開することで、自分の退路を断つのです。

そうすることで、目標を実現するために、全力を尽くさざるを得なくなるでしょう。


このように、自分の目標や考えを発表することは、自分を追い込んで、自分の潜在能力を大きく引き出すのにも役立つでしょう。


例えばあなたが、「1ヶ月間禁煙する」という目標を立てたとします。

その目標を家族や職場の友人に言った場合と、誰にも言わなかった場合とでは、どちらが成功する可能性が高いでしょうか?


「1ヶ月間禁煙する」という目標を誰にも言わなかった場合

タバコを吸いたくなったとき、「まあ、別にいいか・・・」という安易な気持ちになるでしょう。

禁煙をやめたところで、恥をかくわけでもなく、何も失うものもありませんから、どうしても本気度が減ってしまうでしょう。


「1ヶ月間禁煙する」という目標を立てて、家族や友人に伝えていた場合

もしあなたが、友人に「今どうしても、吸いたいからタバコ1本だけちょうだい」と言ったとしても、「お前、禁煙するって言ってただろう」とたしなめられるでしょう。

あるいは、あなたの友人が食後に一服したいと思っていたところが、あなたと一緒にいて、あなたが禁煙で頑張ってていると知っていれば、その一服を我慢してくれるかもしれません。

もしその友人が、あなたが禁煙中だということを知らなければ、うまそうにタバコを一服ふかすわけです。

それによって、あなたの禁煙の気持ちは、見事に粉砕されるでしょう。


このように、自分の目標や願望を周囲に伝えておくことで、大なり小なりの協力が得られるわけです。

結果として、目標の実現可能性は、大きく膨れ上がります


そんなわけで、

自分の目標を言語化する。

それを自分に言い聞かせる。

周囲の人に伝えるということで、実現可能性が高まる。

周囲の人の協力が得られる。

したがって、言葉に出すと現実化する。


これが、「言霊」のカラクリといえるでしょう。

ですからあなたも、自分のやりたいことや目標があったら、心の奥底に秘めていないで、どんどんンオープンにしていった方が良いと思います。

「言霊」をうまくニュースレターに利用して欲しいと思います。

 

木曽

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