ニュースレターノウハウ VOL.23

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お客さまに好かれる文章とは

今回は、文章のテクニックについて少し話してみたいと思います。
このことは、ニュースレターだけでなく、小冊子やダイレクトメールなどにも使えるものです。

題して「お客さまに好かれる文章とは」という話題です。

まず人に何かを伝える方法として、自分の言葉で伝える場合があります。
そしてそれができない場合には、
手紙やチラシ、最近は電子メールや動画配信などがあります。
前者の会って話す場合は、お客さまの表情やしぐさを直接見られるので、自由に会話を変えることができます。
しかし、後者の媒体を使ってお客さまに伝える場合は、情報を一方的に発信しなければならないため、より高度なテクニックが必要になります。

では、どのようにすれば、お客さまに好感を持ってもらえる文章を書くことができるのでしょう。

「なんだ、コピーライティングのことか」と思われるかもしれません。
確かにコピーライティングのテクニックは重要です。
知識として勉強しておくことは、私も非常に重要だと思います。
ただし、ここでお話することは、もっと重要であり、本質に近いけれど、聞くと「なんだ、そんなことか」と思うことです。

それは、お客さまと会話している気持ちで書くということです。

具体的にいうと、お客さまを想像して
「お客さまは、何を考えているんだろう・・・」
「こう書くと、お客さまはどう思うだろう・・・」
「お客さまは、こんな感情を抱いているはずなので、こういうことを書いた方がいいな・・・」
という気持ちで文章を書いていきます。

気持ちが大切です。

例えば、「先月、家族と箱根の温泉に行きました。」みたいなことを書いたとします。
それだけでは、お客さまには感情が伝わりません。
お客さまの気持ちを考えたとき、事実を書いただけでは気持ちや感情が伝わっていないなぁ・・・と想像できますよね。
そこで、お客さまの感情を呼び起こすには、自分の感情を表に出せば良いことに気づくのです。
そしてそこから、どうすれば良いかを考えて勉強します。(ここが大切!)

探してみると世の中には「感情表現辞典」-中村明編-などという物もあります。
「じゃあ、それを使って感情を文章として伝える表現を真似してみよう。」
最初は真似から始めてもいいのです。

そのうち、自分の考えや言葉が入っていくにつれ、真似からオリジナルに進化していくはずです。

こんな風に、どんどん進化していけば、少しずつ良いニュースレターになるのではないでしょうか? 
この部分がないと、いくら高度なテクニックを使っても、お客さまに伝わりません。
もうお分かりかと思いますが、気持ちで書くと、書く人の心が伝わります。
読んだお客さまは、あたかもあなたと会話したような感情を抱き、あなたの人柄や性格が分かって親近感が沸いてきます。

どうですか。
意外と簡単なことでしょう。
でも、これが意外とできていない文章を多く見ます。
文章の誤字、脱字を気にすることも必要ですが、気持ちをこめて書くことが大切だと思います。


木曽

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