ニュースレターノウハウ VOL.65
自己開示の心理とは?
ニュースレターを作成させるコツとして”心理学”を学びながら、その手法をニュースレター作成に応用する方法を紹介しています。
心理学は、ニュースレター作成だけでなく、あらゆるところで役に立つ知識ですので、あなたのヒントになれば幸せです。
ニュースレターの制作や実際の営業においても、「自己開示」の心理を学ぶことで、人間関係がアップするというお話をしたいと思います。
現代は競争社会です。
会社の中でも、営業マンが複数集まればサバイバルレースになります。
そのため、社員は本能的に弱味を見せないように行動しています。
背伸びをして無理をしている状態で仕事をしていることが多いと思います。
「自己開示」の目的は、弱点を含めた等身大の自分を他人に開示しながら、自分を変化させていくことにあります。
それによって過去へのこだわりがなくなり、脱皮するようになります。
「自己開示」によって、自分の個性を自覚し、自信を持つようになり、存在感が高まることにもなります。
個性がはっきりすることで周囲からの風当たりが強くなることもありますが、その風に鍛えられて、さらに意識改革が進みます。
では、「自己開示」をするにはどうすればよいのでしょう?
簡単な方法は、日頃の人間関係の中で、子供のころのこと、家族のこと、地域でのこと、好きなこと、余暇の過ごしかた、将来の夢などを、自然体で語ることです。
人の心のドアの取っ手は、人の内側についていると思ってください。
ドアを開けるかどうかは、その人の意志に委ねられています。
他人の心のドアをこちらが一方的に開くこともできません。
こちらが先に心を開いてこそ、他人も心を開き、そして、心の連帯が生まれていきます。
だれでも人に知られたくないことや辛い経験を持って生きています。
心の中に光の部分と影の部分があります。
それらを少しずつ周りの人に話す習慣をつけてみてください。
コツは、極端にやらないこと。
最初は何気ない笑い話のような失敗談からはじめるとよいと思います。
無理をして、今でもとても恥ずかしいことをいきなりブログで公開したりすることは、精神的によくないと思います。
自分の心と向き合いながら、慎重に自己開示してみてください。
「自己開示」は、他人よりも自分が変わっていくことに目的があるので、結果、自分に自信が持てるようになるはずです。
ニュースレターの制作でぜひ、試してくださいね。
木曽




