住宅営業ノウハウVol.47

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来場時の初回面談での身だしなみについて

お客様、特に奥様は営業マンの身だしなみに敏感です。

1)スーツ

座りシワのついたスーツ、汗臭いスーツ、季節感のないスーツ、高級すぎるスーツ、カジュアルすぎるスーツ、奇抜なスーツなどは、いずれもマイナスイメージしか残りません。

ダークな色調(黒、紺、グレー)で、清潔感のあるスーツを着用します。


2)ワイシャツ

ワイシャツは白を基本とします。

濃い色のワイシャツ(黒、青、茶色など)は、水商売のように見えるので好まれません。


夏場は半そでのワイシャツの着用もできます。

正式には長袖のワイシャツが望ましいのですが、暑いからと腕まくりをするよりは、半そでのワイシャツを着用したほうが良いでしょう。


同様に、上着を脱ぐ場面があります。

ワイシャツの下に柄や色のある下着(Tシャツ)は着用しません。

ワイシャツの袖口がすれて破けていたり、黒ずんでいたりしないように、十分注意してください。


3)ネクタイ

ネクタイはスーツとワイシャツに合わせますが、しみやシワ、ほつれがないかよく確認します。


4)靴・靴下

靴はとても目立ちます。

営業活動をしていると汚れたり磨り減ったりしますので、こまめに汚れを取り、磨いてください。

営業ツールのひとつに「靴磨きセット」は必要です。

特に、座ったときに靴は目立ちます。

お客様を向かえる前に、必ず足元を見てください。


足元はズボンの長さと靴下にも注意をします。

座ったときに足の甲、くるぶしが丸見えなのでは、ズボンの丈が短すぎます。

購入の際には必ず座った状態も確認して、ズボンの丈を決めます。


靴下は黒、紺、グレーが基本です。

大きな柄の入ったものや、肌が透けて見える靴下は履きません。

白い靴下はビジネススーツにはふさわしくありません。

モデルハウスでは靴を脱ぐ場面もあるので、靴下が擦り切れていないか、穴が開いていないかも注意します。

足が蒸れて臭いが気になる場合は、こまめに靴下を履きかえるか、脚用のデオドラントスプレーを使います。


5)アクセサリー・カフス

アクセサリーは営業活動には必要ありません。

一般的には結婚指輪のみが認められています。

そのほかの指輪、ブレスレット、ネックレス(ネックチェーン)、ピアス類は、全て取ります。

時計は時間が正確で、カジュアル過ぎないものを選びます。

大きなカフスボタン、派手なカフスボタンも営業活動には必要ありません。


6)髪型

髪型は一番初めに相手の目に入ります。

フケ、抜け毛は要注意です。

特に、お客様はご案内時に営業マンの後ろ姿を見ることがあります。

髪の毛の長さは、襟足につかない程度が基本です。

前髪が長すぎるのは、顔の印象を暗くします。

パーマ、カラーリングはおしゃれの範囲になります。

茶色すぎるカラーに嫌悪感を持つお客様も多くいらっしゃいます。


7)顔

ひげ、鼻毛、耳毛も鏡で確認します。

ひげの濃い人は、昼の休憩時間、夕方の接客前には、もう一度鏡を見て、濃くなっていれば剃ります。

唇がカサカサで、ひび割れがあるのも不潔に感じます。

乾燥するのであれば、リップクリームをつけて手当てします。


歯磨きは食後には必ずします。

タバコをすった後は、うがいだけでもしましょう。

タバコの臭いは手に残るので、手を洗います。

事務所内でタバコを吸っていると、外から入ってきたお客様をヤニ臭い状態でお迎えすることになります。

室内の換気に心がけます。


口臭は自分では気がつかないことが多いので、同僚や家族に確認してもらいます。

営業活動を始める前に、必ず顔と全身を鏡で見ます。

可能であれば、営業マン同士で互いを見て確認します。

 

木曽

 

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