ニュースレターノウハウ VOL.30

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ニュースレター記事の注意点

今回は、ニュースレターを作成するときの注意点をいくつか説明します。


<売り込み・セールス>

ニュースレターと同じ紙面上で、商品の売り込みやセールス色の強い記事は、慣れないうちは避けた方が無難です。

読者は、売込みだと感じた瞬間、読むのを辞めてしまいます。
ですから、売り込まれたと感じさせずに売り込む記事を書くのはリスクが多くなってしまいます。

どうしてもセールスを絡めたいなら、別途用意したセールスレターを同封するといったスタイルが良いでしょう。


<お客様への個人攻撃>

例えぱ、「お客さんからこんな非常識なクレームが来ましたが、当社は相手にしません」といった内容の記事です。
お客様側に100パーセント非があったとしても、そういった個人攻撃は絶対に避けるべきです。

なぜなら、その記事を読んでいるお客様が、「次は自分がこうなるのではないか?」という、あらぬ不安や恐怖心を煽ってしまうことになるからです。


<専門的な難しい記事>

発行する側は、その業界のプロですから、どうしても業界用語を使いがちになります。
けれども、多くのお客様はその業界に関しては素人なのです。
どんなによいことを書いていても、伝わらなけれぱ意味がありません。

基本は中学生でもわかるくらいの言業で書くこと。
一文は大体40文字くらいで切るようにして、極力読みやすい文体で書くことを心がけてください。


<ニュースレターのボリューム>

ニュースレターにも読み手が苦痛にならない程度の量があります。
意外なようですが、豊富すぎるコンテンツやボリュームも、度がすぎると逆効果になりますので気をつけてください。

ニュースレターを発行し始めた初期に多いのですが、「あれもやりたい。これも伝えたい」と色々な企画を思いつきます。
ニュースレターが続かなくなる原因の1つが、最初に頑張りすぎて、後々続けるのが苦しくなることです。
そのがんばったニュースレターを読み手が、はたして良い方に感じてくれれば、まだ報われるのですが、意外と読むほうも苦痛に感じていることが多いように思います。

やはり読者の身になって考えると、読者も時間がない中で、ニュースレターを読むと思ってください。
どんなに興味がある内容でも、量が多いと後回しにされるか、読まずに忘れ去られてしまいます。
自分ではおもしろい内容にできたと思っても、他人からは案外冷めた反応が帰ってくることって多いですよね。

ですから、ニュースレターのボリュームも、適度な枚数にするように心がけてください。
また、ニュースレターで売上も上がってくると、更にヒートアップして、ついついページ数が多くなる方も多くいらっしゃいますので注意してください。


基本的な記事を書くときの考え方は、読者の気持ちになって書くということです。
それを常にこころに留めておけば、いままで説明した内容がよくないことは、お分かりいただけると思います。


木曽

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