ニュースレターノウハウ VOL.4
顧客からの信頼を勝ち得る
今回は、ニュースレターを使って、顧客からの信頼を勝ち得る方法をお話します。
ニュースレターを発行し始めると、必然的に購読者との定期的な接触が可能となります。
これにより、ニュースレターを通じて、人柄が伝わるため、当然自社への信用度も上がってきます。
例えば、注文建築などを請け負っている工務店が、「知って得する!家作りに役立つポイント」
といった趣旨のニュースレターを、賃貸マンションに住んでいる見込客に
毎月一回程度、定期的にポスティングをしていたとします。
すると、それがどのような記事でも、その文体やイラスト、紙面などから、
人柄は読者に伝わってくるものなのです。
そんな折に、ある手紙を同封します。
「いつも当社のニュースレターをお読みいただき、ありがとうございます。
今度、お近くの会場で現場見学会を開催することになったので、たまには家作りの現場を覗いて見ませんか?」
といった趣旨の手紙です。
するとどうでしょう?
「ああ、いつも有益な情報を送ってくれるあの会社ね。」と、
現場見学会に来てもらえる可能性が大いに上がります。
これが、なんの面識もない会社からの「展示会に来ませんか?」という突然のダイレクトメールであれば、
誰も行きません。
なぜなら、なんだか不安になるからです。
知らない会社からの案内に、ノコノコ出ていくお客様は、今どきほとんど居ないと思って間違いありません。
しかし、毎月定期的にポスティングされている業者からの案内であれぱ、事情は異なります。
事実、そういった方法で業績アップを実現している企業様もいらしゃいます。
住宅関連を始め、保険業界・車業界など、顧客との絆や信頼関係によって成約率が大きく左右される業界にとって、これは非常に有効な手段だと言えるでしょう。
木曽