住宅営業ノウハウVol.33
ＤＭ・お客さまの声
会社の売上をあげていく方法として、ダイレクトレスポンスマーケティングが、中小規模の企業だけでなく大企業でも多く取り入れられています。
それだけ圧倒的な効果をもたらすＤＲＭをマスターすることが、これからは必要になります。
そこで、このコーナーでも細かく触れていっています。
今回は、ダイレクトメールに入れるものの中で“お客さまの声”について説明したいと思います。
“お客さまの声”とは、あなたの会社の商品やサービスを提供されたお客さまが、実際に使ってみた感想などのことです。
お客さまの声はなぜ効果があるのでしょうか。
その理由は、セールスレターや広告にお客さまのうれしい感想を載せるだけで、内容に信憑性がでて、読者が納得しやすくなるからです。
見込み客は、自分と同じ立場の人間が評価したものに対しては、理屈ぬきで支持をします。
そして、買う行動を起しやすくなります。
お客様の声を載せるポイントをいくつか挙げておきます。
１．できるだけ多く載せる
お客さまの声は、多すぎることはありません。
ですから、載せられる範囲で多く載せることが、より大きな効果を生みます。
２．売りたいターゲットと同じお客さまの声を載せる
お客さまの声は、自分が思っているターゲットにできるだけ近い人を載せます。
これは、信憑性の面で、全く違うターゲット層のお客さんを載せると、そちらの層のお客さまが集まってくるので、気を付けてください。
３．お客さまの直筆をそのまま載せる
お客さまの声をいただいたそのままの状態を載せると、より効果があります。
ワープロでキレイにタイプする方が読みやすくてよいと思われがちですが、効果としては逆です。
見込み客は、その内容が本当かどうかをつねに疑っていますので、そのままを見せることで信用してもらえます。
４．お客さまの名まえ、顔写真を載せる
これも、見込み客に信用してもらうためのテクニックになります。
お客さまの声に、顔写真や住んでいる地域、名まえなどをいっしょに掲載することで、反応がよくなります。
お客さまの声は、一度集めれば非常に効果的なツールになります。
ですので、セールスレターやニュースレター、広告など、あらゆるところで使ってみてください。
ちなみにお客さまの声を集める方法ですが、アンケートを利用します。
例えば、小冊子を読んだ感想、当社についてどう感じているか、チラシを見てどのような印象を受けたのか、商品を購入してみた感想など、次の有効活用を念頭にお客さまの声を集める仕組みを構築してみてください。
木曽
